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ガイア農場(南 亘)・千歳市

ガイア農場(南 亘)・千歳市

有機圃場面積:997.09a 認証機関・認証番号:ACCIS・A11-092202
とうきび、ミニトマト

みらいすくすく通信第667号で紹介(2024.7)

 ガイア農場は、動物病院を開業する父の繁さんが隣の離農した農地を購入し、2004年に兼業農家として始まりました。2011年にはすべての畑で有機認証を受け、畑作の他、放牧豚や養鶏などを飼育する複合経営を行っていました。しかし、動物病院が忙しくなってきたことから、2013年に休止しました。

 亘さんは、大学卒業後は農業とは別の道に進みたいと、電気屋や農業アルバイトとして働いていました。その時の農家さんとの出会いの中で、農業に興味を抱き“自分で農業経営がしたい”と2014年に決意。2年間の研修期間を経て、ガイア農場を譲り受けて就農したのです。
 しかし、これまで経験した農業は慣行栽培でした。研修先では除草剤を使っていたので「草はないのが当たり前」と思っていました。「除草剤を使わないと一瞬で草だらけになってしまい、草取りしようにも多勢に無勢で農業を続けることが出来ないかもしれない。と思うほど就農してしばらくはひどい状態だったんです」と当時を振り返ります。
 そんな時、有機農産物を扱う企業の担当者から有機栽培に有効な機械除草の方法を教わる機会がありました。教えてもらった方法に加え、自身も雑草のことを勉強してその特徴を知ることで、効果的な除草作業が行えるようになり、次第に雑草はコントロールできるようになってきました。「雑草があっても作物に影響がなければそれでいい。」「雑草を受け入れることも大切だと思うんです」と雑草に対する思いも変わりました。

―  常にチャレンジし、新規就農者の手助けをしたい  ―
 この地域は、20年前に比べ1戸当たりの農地面積は倍ほどに増えましたが、農家は半分ほどに減ってしまいました。効率的な農業をすることで、農家の収入は増えたと評価することもできますが「人が少なくなるとそれだけ地域の活力が減ってしまいます」と地域が抱える問題について話します。農業を中心とした地域で、離農を減らし新たに人を呼び寄せる方法として、小規模でも良いものを作ることで経営が成り立つ有機農業は、有効的な選択肢の一つだと亘さんは考えます。
 ガイア農場の畑には、小麦や大豆、南瓜やスイートコーンの他、珍しい野菜やハーブなど少量多品種で様々なものを栽培しています。それ以外にも近年、北海道で注目を集めているさつま芋や子実コーン ( 実を家畜の飼料にするとうもろこし)にもいち早くチャレンジされています。
 また、新たに甜菜 ( 砂糖の原料となるビート )の試験栽培も始め、有機栽培で作れる作物が増えれば、少ない面積でも付加価値を付けられる有機農業が選択肢の一つになる。それにより、新規就農者など小規模生産者の増加にも繋がります。

 

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