お待たせしました。有機農協のネットショップ有機市場再開しました。 北海道有機市場

今井農場(今井 民生)・当別町

有機圃場面積:200a 認定団体・認定番号:オーガニック認定機構・SES-28080101
米、もち米

みらいすくすく通信第526号で紹介(2021.11)

 今井さんは稲作農家の4代目。それも先祖は米どころ富山県の砺波(となみ)地区から移植してきており、自身も岩見沢農業高校を出てから作り続けて4 0 年になる生粋の米職人。種まきから田植え、稲刈り、乾燥、脱穀、選別、精米まで、基本的には一人でこなします。近年は国民の米離れや、価格の値下がりが叫ばれる中、作り手ももっと美味しいものを作らなければいけないと、前向きな考えで米作りと向き合っています。有機栽培も、少しでも美味しいお米をめざしたいという思いから、一部の田んぼでの特別栽培から始め、続いて、栽培期間中農薬不使用と段階を踏んできました。そのうちに有機肥料の販売会社の方が有機J A S の検査を担当しており、「ここまでできるなら有機でできるよ」と薦められ、有機米を軌道に乗せました。4月に種を浸水させ芽だしをし、4月下旬に種をまき育苗。5月に田植えをし、その1 0日後から7月上旬までは1週間ごとに丁寧に除草作業。10月稲刈りをし、収穫後の作業は敷地内の倉庫で、というのが1年の流れ。虫害による収量減はあったものの想定内ということで、美味しいお米作りに自信が深まったといいます。売り先となった有機農協も自ら開発したそうですが、まだまだ余裕があるのでもっともっと売り出したいと意気込みます。

 今井さんの有機米は現在、日本酒にもなっています。上川大雪酒造の「当別吟風」という銘柄で、きっかけはたまたま今井さんのお米が採用されることになったそうですが、杜氏曰く「かつてない味わい」と評価をいただき、翌年からは選ばれるようになったとのこと。上川大雪酒造は、休止していた三重県の酒造会社を上川で復興し、地域のこだわりの素材でブランドを展開していくという、新たな地方創生の手法として大変注目されている酒蔵。そのこだわりの素材として今井さんの有機米が認められたのです。日本酒には目がない今井さんも、生産者冥利と顔がほころびます。一部の特約店のみでの販売となりますが、見つけた方は飲んでみてはいかがでしょうか。

 今井さんは、名前の中に「マイ」という音を持ち、自身で販売されるお米は「今井米」と名付けています。「上から読んでも下から読んでも同じで覚えやすいでしょう」と笑いますが、真摯に「米」を作る「民」として「生」きる今井さんのお米。今度はもち米でできたお餅もいただいてみたいものです。

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