みらいすくすく通信第500号で紹介(2021.05)
「農業は、続けていきます。そのためにここに来たのだから」
白石農園は東京出身の雅子さんと、伊達出身の俊英さんお二人で20 年以上営んでこられましたが、今年初めに俊英さんが
急逝されたため今まで通りの作付けというわけにはいかず、苦渋の決断で果菜類はほぼ取りやめの予定。養鶏もじき終了。
配達業を縮小。主として選んだのはグリンピース、スナックエンドウ、オクラ、そして白石農園といえばなんといってものイチゴです。
白石農園の365日
イチゴは今、花を咲かせたところで蜂がせっせと受粉をしてくれています。この後順調にいけば、5 月末には収穫できるのでは、とのこと。イチゴの栽培は1年がかりで、隣のハウスにはもう来年の親株が用意されています。親株からは地面を這うような細い茎(ランナー)が伸び、その先の新芽が根付くと新しい株になるので、夏は苗を増やして苗取りし、9 月に翌年のイチゴを定植します。露地で越冬し春にハウスをかけ、もみ殻燻炭などを撒き随時手入れをして、の今なのです。
「養鶏が終われば時間が空くと思うので、何か新しい野菜も検討したいと思います」白石農園のイチゴ、豆類、そして次に出てくる新しい野菜を、楽しみに待ちましょう!